木造住宅の建築検査・建築の調査・住宅建築の工事は第三者の住宅の専門家にチェックを!!
☆経験豊富な一級建築士が検査を実施☆
少ない予算でも、僅かな費用でも、低料金で欠陥住宅・手抜き工事を防止出来ます!!
サワダ建築事務所
Sawada Architects&Engineers
tel 072-851-1301
木造住宅の建築検査・建築調査
INDEX
建築検査・調査の必要性
建築検査・調査の実務
土工事の検査
配筋の検査
アンカーボルトの検査
基礎の検査
土台の検査
筋違いの検査
構造用合板の検査
柱と梁の検査
断熱材の検査
断熱サッシの検査
屋根の検査
防水の検査
内装の検査
外装の検査
建築の検査の依頼と費用
インターネット建築検査の
依頼と費用
検査員・調査員募集
べた基礎配筋(性能保証住宅設計施工基準)
接合金物の選定(仕様規定)
接合金物の選定(N値計算)
接合金物図
木造住宅接合金
-1物
木造住宅接合金物-2
構造材の欠損
面材耐力壁等の開口補強
木造住宅構造基準
施工チェック
耐震強度性能チェック
敷地調査
■アスベストの恐怖
2004年に輸入禁止、製品製造も完全禁止されているが、過去のコンクリート等に混入されていたものが、2010年9月に再生砕石の中に含まれていることが判明しました。現在、解体時には、リサイクル法でアスベストの有無と除去は義務づけられているものの、実際のチェックが果たされないのが、現実であります。

[参考]
断熱材MAG
アスベストと法
型枠の在置期間
l異形鉄筋の直径
基礎パッキン
外塀サイディング
通気工法

鍵(キー)

■一口メモ
一般的に塗装の作業環境は気温5℃以上湿度80%以下となっております。





















建築検査・調査の必要性
木造住宅の新築・増築・改築・リフォーム工事の際、第三者の専門家に建築検査・建築調査を依頼する事でicon 手抜き工事や悪い納まり(後々欠陥が出る)等を防ぐ事が出来ます。
又、業者に第三者建築検査・建築調査を実施していることを伝えるだけでも業者が欠陥工事を出来にくくする効果を期待出来ます。

又、戸建住宅・マンション購入ノ際は、第三者の専門家に木造住宅の建築検査・建築調査を依頼する事で欠陥物件を購入する事を避けられます。
特に構造の欠陥は致命的な事は周知の事実です。
僅かな費用で貴方の大切な財産を守り、
安心・安全な生活空間を確保出来ます。

その他、各種住宅事前調査をすることで、
不動産取引の際のトラブルを避ける事が出来ます。
[実際のトラブル事例]
2012.02.02 千葉県浦安市で三井不動産が1981年に宅地造成・販売した戸建住宅が、
2011.3.11東北大震災の際、千葉も震度5強となり、それによって液状化現象を起こし地盤沈下、
建物が傾いてしまった。
その周辺一帯の他社の宅地造成・販売の宅地にはほとんど液状化による被害が見られなかった。
後日調査の結果、他社は宅地造成の際、杭を打つ等の液状化対策を施していた事がわかった。
被害者団体が三井不動産を相手に7億円あまりの損害賠償請求・提訴をした。
被害者の弁
「大手と思い信じていたのに・・・」

[実際のトラブル事例]

大手工務店のアーバンエステートが「住宅完成保障制度」を利用した詐欺まがいの取引。この保障は、工務店と保障会社が結ぶもので、大抵は工事の進捗状況に応じた支払いの金額に対して、工務店に支払われるものだが、これを顧客には工務店が倒産しても、大丈夫的なことを言って安心させる。
更に、工事の進捗状況に見合わない支払いをさせたことで、この保障制度の条文つまり工事の進捗状況に見合わない支払いなので、契約違反で一切保障されず、その後の工務店の倒産により顧客は住宅ローンは残り、物件は基礎だけ等未完成。つまり、ローンの支払いと賃貸ならば家賃の支払い等の二重苦に苛まれることになる。

●安直に保障制度を信じないこと。
●保障制度の内容を確認し把握すること。


対策1:宅建業者・建設業者の名簿の閲覧

又、マンション工事でも、
平成26年3月中ごろ、大手不動産三菱地所レジデンス販売予定の高級マンションが、関電工の設備工事の構造に関わる欠陥工事を、平成25年末ごろネットにより書き込み告発され発覚。施工元請けスーパーゼネコン鹿島は解体建て替える事となった。建て替えには3年かかるとの事である。.
平成24年1月にt着工、平成26年3月20日に引き渡しの予定であり、まさに直前の出来事であり不具合は750/6000箇所あったと発表された。
8000万円〜3億円、最多販売価格は1億4千万円、86戸中83戸は販売契約済であり、既に元の住戸を売却している契約者もおり、手付金を本来2倍返しの所を3倍返し等、補償費用も30億円にも成るとの事。付近近隣住民等への迷惑料も少なくないものとなる。
これは不十分な設計、工程を無視した決定と変更によるもの、情報伝達の不備、遅延。
施主・・設計・施工が各利益の観点から決定が送れる事が根本にあり現場でも大なり小なり起こり得ている事である。
アネハ耐震偽装事件以来強化された欠陥工事防止の為の役所の検査等の対策は根本的な欠陥工事を防止する事が出来ない事を証明している。
又、工事会社の大手ブランド信用力に信頼性が無い事も証明している。
木造住宅の建築検査・調査の実務
■土工事
基礎を設置する地盤は、通常の表土を取り除いた地山や建物の重量に耐える事のできる硬い地盤(支持層)まで掘り下げるか、支持層に達するまで杭を打たなければなりません。
基礎の底の下は、割栗石・砕石地業(硬質な岩を敷き並べる作業)をして、地盤を十分に締め固めなければなりません。割栗石のすきまは、目つぶし砂利をすきまなく入れて、ランマー・ローラーなどで十分に締め固め、平らにしなければなりません。

■基礎工事

 その上に防湿シートを敷き、基礎の位置などを正確に印すために捨てコンクリートを打設します。べた基礎の場合は、防湿シートを省略する場合もあります。逆に墨出しの必要が無い部分は

防湿フィルム:住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の技術基準
床下全面に厚さ0.1mm以上の防湿フィルムを敷きつめる
継手の重ね幅は300mm以上
防湿フィルムの全面をコンクリート又は乾燥した砂等で
押さえる、押さえの厚さは50mm以上とする
[注意]
支援機構の仕様は0.1mm以上となっていますがそのぎりぎりの0.1mmと言うのは、
非常に薄く軽く弱い為シートを敷きこんだ後の鉄筋工事等の施工を行う際に
相当慎重に作業を行わないとシートが破れたり重ねの部分のめくれなどで
防湿性能を低下させてしまいます。悪くするとシートが、くしゃくしゃになった
ままコンクリートを打設してコンクリートの厚さや一体化に弊害が出る可能性も有ります。


瑕疵担保保険の基準
捨てコン厚さ40mm以上
防湿シート
砕石60mm以上
捨てコンは何の為?
型枠等々の墨出し
底版下端レベル(水平)確保
かぶり(60mm)確保
構造躯体では無い。
墨出しの必要が無い部分は打たない工務店も多い。

下図がべた基礎の場合の鉄筋の組み方の要領図です。520(40d)と書いてあるのが、鉄筋の継いである部分(継手)、コンクリートへの埋め込みの鉄筋の長さ(定着)の長さを言います。40dのdは、鉄筋の直径の事を言います。これが、13mmならば、40×13=520mmというわけです。これが、最低寸法ですので、この長さ以上ですと、OKという事です


●鉄筋の品質

鉄筋は、JIS G3112(鉄筋コンクリート用棒鋼)若しくはJIS G3117(鉄筋コンクリート用再生棒鋼)の規格品とし付着力を上げるために異形鉄筋(凹凸がある鉄筋)が一般的に使われます。


底版配筋の位置

底版部厚み150mmでシングル配筋D13の場合、サイコiロt60を設置すると、150-60-13=77で被りが大きくなるが、基礎スラブとしては、スラブ上部に配してはいけません!基礎スラブは応力の発生状況が一般スラブとは逆になりますから下方に配置するのが正解です。

●ベタ基礎内部の立ち上がり部

基本的に、木造の基礎に関しては配筋基準が明確に示されていませんから、
設計者、特に構造設計者の判断が優先されるのが現状です。

基本的に基礎の立ち上がり部は、基礎梁と解釈するので、梁配筋に準拠すれば問題ありません。つまり、スラブ内に定着の決めはありません。スラブを梁に定着させるのが原則です。
参考文献として「全国鉄筋業協同組合連合会編『鉄筋工事施工要領書」
を上げられます。しかし、この要領書には木造の事は記述されていません。日本建築学会の鉄筋コンクリート造配筋指針を参考にしてください。

又、舟底基礎でない限りにおいては、
単なる補強程度に考えている事が多いです。
しかし、この部位は、厳密に言えば、単なる補強の意を越えたものなのです。
その理由は、地震時の基礎のスライドを止めるkeyの役割を持っているのです。
従って、安易な考えで配筋してはいけないのです。
また、立ち上がり筋は、スラブに定着する必要はない場合とは、
これは、スラブ筋が立ち上がり筋に定着されている場合です。
構造計算をしていないベタ基礎の場合、外周以外の立ち上がりが、
スラブ下からのものがあります。
この場合、スラブ筋は引き通しに成りますから、スラブ筋の定着長は不足します。
そのため、立ち上がり筋をスラブ筋に定着します。また、そうしないと
立ち上がり筋が安定しません。原則40d程度を考えます。
しかし、現場的には40dの長さを確保しているものは少なく、
スラブ筋ピッチ+5cm程度です。この長さは、立ち上がり筋とスラブ直交筋ピッチが異なった場合の対策です。

●鉄筋の定着と重ね継ぎ手鉄筋の定着と重ね継ぎ手

部位が変わる位置(基礎立上り部と基礎底版部)や角度が変わる部位には、一体性を持たせるために必ず相手の部位に鉄筋をのみ込ます(定着)必要があります。
定着の長さはコンクリートの設計基準強度・鉄筋の種類・フックの有無・部位によって規定されています。
また、配筋の途中で鉄筋の継手を設ける場合は、重ね継手(※1)とし、継手位置は、応力の小さい位置(支点間の1/4) 及び 隣り合う継手が同じ位置に重ならないように重ね長さの1/2以上離れた位置で継ぎ手を設けることが望ましい。(※1)
住宅に太いサイズの鉄筋は使用されませんが、鉄筋の径が19mm以上を使用する場合は、コンクリートの付着力が低下する恐れがあるので、重ね継手よりもガス圧接継手をお勧め致します。

●鉄筋の空き鉄筋のあき寸法

鉄筋相互の間隔が狭すぎるとコンクリートがスムーズに流れません。そのために鉄筋相互の最低あき寸法を確保する必要があります。
下記の値のうち最大の数値のあき寸法が必要です。
     1),コンクリートに入る粗骨材の最大寸法の1.25倍。
     2),異形鉄筋の径(呼び名の数値)の1.5倍。
     3),25mm。

※粗骨材とは、セメントに混入する砂利・砕石を言い粗骨材の最大寸法は20mmが一般に使用されています。

●鉄筋端部のフック

鉄筋フック

フックとは付着力を上げるため、鉄筋の端部に折曲げをつけることを言い、凹凸の無い丸鋼を使用する場合は端部にフックを付けるように義務つけられていますが、異型鉄筋を使い、2階建ての木造住宅(仕様規定対応物件等※2)は特に付けることは求められていません。

(※2)
但し、性能表示制度を使う場合や構造計算にて対応する場合には、鉄筋の端部にフックを設ける必要があります。出来れば2階建ての場合でも、基礎の立ち上がりに設ける補強筋の端部(基礎の天端部)にフックを設けることをお勧めいたします。

●補強筋
床下をもぐってみるとよくわかるのですが、一般的に換気や床下点検のために人がもぐって行けるような穴があいています。人道口とか換気口とか言うのですが、その穴のまわりには、鉄筋を組む際には、補強の意味で余分に鉄筋を入れなければいけません。 配管を通すための穴の場合も同様です。

●鉄筋のかぶり
鉄筋がうまく組めた後、大事な事の一つにかぶりというのがあります。これは、どういう事かと言いますと、鉄筋にどれだけのコンクリートが被っているかという事です。鉄筋コンクリート構造計算基準(日本建築学会)において、その被りが決められています。

  • 土に接しない部分 30mm
  • 土に接する立上り部 40mm
  • ベース部 60mm
これらはスペーサーでかぶり寸法を確保します。
(サイコロと呼ばれるブロックを引いたり、ドーナッツと呼ばれる円盤状の物を引っ掛けます。)
もし、この寸法が守られていないとしたら、鉄筋が錆びやすくなり、基礎の寿命が短くなります。
この被りを均等に確保するためにスペーサーを使用します

■アンカーボルト
地震や台風などの大きな外力が建物にかかる際に、土台が基礎からずれたり、浮き上がったりすることがないようにしっかりと固定させる金物の事です。
 阪神大震災のときに土台が基礎からずれていたのは、アンカーボルトがしっかりと働いていなかったからです。いくら基礎が頑丈にできたとしてもアンカーボルトの設置がうまくいっていなければ、その基礎は何の役にもたたない事になりますので、入念なチェックが必要です。

●アンカーボルトの品質

アンカーボルト

アンカーボルトは径12mm(3階建ては16mm)以上で品質及び性能が明示(Zマーク表示)されたものを使用する。また 基礎への埋め込み長さは240mm以上としアンカーボルトの先端は、土台の上端よりナットの外にネジが3山以上でるように固定する。

尚 最近では1階にも構造用合板を使用する根太レス工法が多用され、土台の断面欠損になる座堀りが不要で、アンカーボルトの頭が土台から出ない座付きイサートナットが使われるようになりました。

●アンカーボルトの必要な箇所は?

アンカーボルトは建物のズレや引き抜き(引張り力)を防ぐために設ける大変重要な金物です。
下記内容にアンカーボルトが必ず必要です。

1, 耐力壁(筋かい・面材耐力壁)の取付く両端の柱の下部。但し ホールダウン専用アンカーボルト(埋込みホールダウン金物)が取付けられる場合は省略できます。
2, 土台の切れ箇所や土台の継ぎ手・仕口箇所の上木端部(男木)。
3, 土台に設ける座付きホールダウン金物の近接(150mm内外の位置)。
4, 上記以外の部分でアンカーボルトの間隔が2階建ての場合は2.7m以内、3階建ての場合は2m以内の箇所。
●一般住宅の基礎コンクリートについて

(1)住宅基礎用コンクリートの基準
 (住宅基礎用コンクリートの基準は日本建築学会JASS5)
・基礎設計に用いる強度(設計基準強度)は18N/mm2
・実際に施工するときの強度(呼び強度)は24N/mm2

構造計算上は18N/mm2で安全性を確認し、実際の施工では品質のばらつきや施工状況、
耐久性などを考慮し24N/mm2を使用します。
よって、21N/mm2で施工する明確な根拠がなければ、
24N/mm2に変更した方がよいと思います。

(2)強度について
基礎コンクリートは上部建物重量を支えています。
その強さ(許容圧縮応力度)は、設計基準強度18N/ mm2のコンクリートで6N/ mm2あります。

住宅が木造3階建ての場合、基礎が負担する圧縮力は、6N/ mm2よりもかなり小さいため、
コンクリートの強度はよほど重い住宅でない限り問題ありません。
コンクリートが圧縮されつぶれる前に、土台がめり込んだり、柱が折れてしまいます(座屈)。

「21N/mm2と24N/mm2の強度差があまりない」というのは、圧縮強度を見れば21N/mm2で
既に余裕があるので、24N/mm2に変更するメリットがないと解釈できます。

(3)耐久性について
JASS5で規定されている住宅基礎用コンクリートの呼び強度24N/ mm2は、
約30年の耐久性を考えています(環境条件によりばらつきはあります)。
呼び強度30N/mm2で約65年です。
一般的な住宅であれば24〜30N/mm2、
長期優良住宅であれば30N/mm2〜と住宅の耐年数を考え決めていきます。

(4)費用について
コンクリートの価格は地域で様々ですが、21N/mm2と24N/mm2では
大よそ500円/立方メートル〜1000円/立方メートルの価格アップとなります。
そのほか、コンクリート強度が上がると流動性が悪くなり、施工時に若干手間が掛かります。

コンクリートの品質
●コンクリートの設計強度
気温15度以上で28日で100%。
コンクリート強度
基本的に28日強度で管理されます。
1週で行う試験は、あくまで28日強度の推定のために行われるに過ぎません。
強度試験における85%については、「28日試験において不合格となった場合、
28日強度が85%以上で、91日強度が100%以上の場合は合格とする」という規定中で使用されます。
1回というのは、いつの試験かの問題ではなく、あくまで打ち込み量から定まる、試験の必要回数です。

補足です。
7日強度の規格値は有りません。
「7日強度から28日強度を判断するための推定式」が有るのみです。
推定式は、各JIS認定工場が定める物ですが、一般的には、以下が使われます。
σ28=-0.020(σ7)^2+1.96σ7・・・・σ7<15N/mm2
σ28=0.95σ7+10.4・・・・・・σ7≧15N/mm2

●コンクリート温度補正
打設してから、28日目までの外気温が
8℃以上16℃未満で推移するときは、設計強度に 3 を足した強度のコンクリートを打つ。
たとえば設計強度を21N/mm2とした場合は、24N/mm2のコンクリートを打つ。
又、外気温が3℃以上8℃未満で推移する時期は、設計強度に 6 を足したコンクリートを打つ。
設計強度が21N/mm2であれば、27N/mm2のコンクリートを打つ。
[注]その地方の外気温がどの程度で推移するのかは、その地域の生コン会社がデータを持っている。   

住宅工事では公庫仕様書がもっとわかりやすく、
外気温が10℃以上なら24N/mm2のコンクリートを打つ。
外気温が2℃以上、10℃未満なら27N/mm2のコンクリートを打つ。

日平均温度4℃以下になると予想される場合は、次のような対策を施し、「寒中コンクリート」として扱います。

・ セメント以外の材料を暖めてコンクリートの温度を高める
・ 凍結への抵抗性を増す微細な空気を混入する混和剤(AE剤)を使用する
・ 所要の強度が得られるまでの保温養生を行う など

●コンクリートの養生
コンクリートの強度の発生は1週間(7日)で設計強度の60〜70%の強度が出て、
後の3週間(21日)でじわじわと設計強度まで固まっていく特性があります。

コンクリート打込み終了後、型枠を早期に外すとコンクリートの強度が確保できないため、
十分に養生する必要があります。

底版ココンクリートは打設後中1日は置く事。
その後墨出し立ちあがり型枠。

立ち上がりコンクリートの在置期間は、
目安としてコンクリート打ち込み終了から28日間の平均気温が
15℃以上の場合は中3日、
5℃以上の場合は中5日、
5℃未満の場合は中8日間を型枠の存置期間として確保し、
コンクリートに悪い影響を与えないようにする。

※コンクリート打ち込み後は、直射日光、寒気、風雨などを避けるために、シートなどの養生が必要です。


寒い時期に工務店に指示の仕方。
○○工務店様へ

1日の平均温度4℃以下なら、「寒中コンクリート」対応になると思います。
又、打設時期がが遅れるほど、寒くなります。
 
従って今の時期では、
打設〜2日又は3日の、気温予測が低い日を避けて、
初期凍害を受けない様に注意して下さい。
 
型枠在置期間は、打設後28日間の平均気温が
15℃以上の場合は中3日、
5℃以上の場合は中5日、
5℃未満の場合は中8日間を型枠の存置期間として確保し、
コンクリートに悪い影響を与えないようにお願いします。
 
勿論コンクリート打ち込み後は、直射日光、寒気、風雨など 
避けるために、シートなどの養生等はお願いします。

コンクリートの劣化について
コンクリートは砂・骨材とセメントを混ぜてつくられます。
この砂に過去に於いて除塩されていない海砂の使用がありました。
この塩分による鉄筋の酸化はクラック等の深刻なものとなります。
又、鉄筋はコンクリートのアルカリ性によって酸化するのを防止されています。
上記のクラックから雨水の侵入でコンクリートのアルカリ性がそこなわれ、
益々鉄筋の酸化がすすみます。
「かぶり」が少ない施工も同様の劣化の原因となります。

●アンカーボルトの位置

耐力壁 及び 土台の遇角部には出来るだけ柱に近接してアンカーボルトを設けることが望ましいです。
しかし、土台の継ぎ手 及びホールダウン金物・筋かい金物が取り付くケースが多く、施工者は基礎工事の配筋前までに、土台の継ぎ手位置 ・耐力壁による接合金物の種類と位置 ・耐力壁の種別などを把握し、アンカーボルトの納まりチェックを行うことが重要です。

アンカーボルトの位置

ホールダンアンカー

ところが、このチェックを施工者は怠ったり、また、チェックする技術レベルがなく、アンカーボルトが土台の継ぎ手部にかかったり、耐力壁に必要なホールダウン金物や筋かいと干渉したり問題が多く発生しています。
また 阪神・淡路大震災以後、平成12年の建築基準法の改正により、基礎に埋め込むホールダウン・アンカーボルト(埋め込みホールダウン金物)【図−8】が必ず必要になりました。
この金物は基礎に埋め込むために施工精度が要求されますので、アンカーセットの対応も注意を促す必要があります。

耐力壁による柱に必要な接合金物にホールダウン金物が必要な場合に、15kN用以上は土台が引張力に耐えられないので、基礎に埋め込んでホールダウン金物(ホールダウン・アンカー)を設けるようになります。

ホールダウンアンカー

アンカーボルトには、下図のように2種類の長さ・太さのものがあります。
 ●記号:M12 太さ:12mm 長さ:400,450,500
※通常は、太さ12mm、長さ400mm以上のアンカーボルトを使用します。
コンクリートへの埋込み長さは、240mm以上とします
ボルトの先端は、土台の上端よりナットの外にねじが3山以上出るように固定します。

 ●記号:M16 太さ:16mm 長さ:600,700,800,900,1000
※ホールダウン金物を取付ける場合は、太さ16mm、長さ600mm以上のアンカーボルトを使用します。この場合は、コンクリートへの埋込み長さは、360mm以上とします


適度なアンカーボルトを選択すれば、どのような位置に設けるか重要になってきます。一般的に
   @耐力壁の両端の柱に近接(200mm内外)した位置
   A土台切れの箇所、土台の継手及び仕口の上木端部
   Bその他は、約3m以内の位置
とされています。

アンカーボルトは、土台の継手の上木端部に設置します。また、柱から20cm内外に設置します。
■基礎の種類と構造の確認
木造住宅の場合、阪神大震災以前は布基礎。大震災以後はベタ基礎が多い。
下図の規定が有りますが、これらの基礎の寸法、配筋の決定は、その建設地域、上部荷重条件、深さは、地盤の硬さにより決まります。鉄筋は、D13(直径13mmの鉄筋)とD10の鉄筋を図のように組み合わせて200〜250mmピッチに組みます。(   )内の寸法は、参考。単位は、mm。

木造基礎で通常使用される鉄筋の太さは、10mmか13mmです。その間隔は、200mmか250mm間隔にもち網に組んでいきます。これらの鉄筋ををシングル(一重)かダブル(二重)に地盤・荷重などの状況に合わせて設計します。


布基礎
布基礎とは、何本もある柱の下を連続した基礎梁でつないだようなもので、壁の長さ方向に連続した基礎です。以前は、木造住宅では、最も多く用いられている基礎です。
ベタ基礎
建物からの荷重が地盤の支持力の割に大きいような時は、フーチングの面積を大きくとる必要があります。このフーチングが大きくなると全部つないだ形、つまりべた基礎ということになります。このようなことから、べた基礎は軟弱な地盤や不同沈下などを防ぐための基礎として用いられています。

●開口部の補強は?

開口補強

床下換気口やメンテナンスのための人通口は、基礎の立上がり部に開口が開いた状態となり構造的に弱点となります。基礎パッキン工法を採用すれば床下換気口は不要となりますが、メンテナンス対応の開口はどうしても必要です。
基礎の弱点を補うために、開口部まわりには補強筋(D13以上の横筋とD10以上の斜め筋)を設け弱点を補う必要があります。

また 基礎を貫通する設備配管のためのスリーブ管も基礎の弱点となりますので補強が必要です。


配管基礎貫通

住宅保証機構のベタ基礎配筋 及び開口補強の施工基準はこちらを参照下さい。



基礎の高っさは地盤から400mm以上
・シロアリがつきにくい。
・メンテナンスで人が潜り込める。
※一般的に内部土間は地盤から50mm上げるので、
土間からの基礎高さは350mmとなる。
基礎の幅は120mm以上
・土台が105mm角ならば120mm。
・土台が120mm角ならば135mm。

基礎の換気
耐久性のある家をつくるのに、基礎の換気というのは、非常に重要です。床下は、常に乾燥した状態が理想です。床下が乾燥していると、シロアリからの被害を防止します。そのために換気口を適切に設けて、風通りが良いようにしなければなりません。
換気口の.大きさと位置

大きさは有効k換気面積300cu以上とする。
配置は内部は各ブロックj毎に各面1か所以上設けtる。
人通口(メンテ用)と兼用とする場合が多い。

外周には、基礎パッキンをアンカボルト・通し柱・管柱・土台継手部分に@900以下となるようにかませます。この基礎パッキンは、高さが2cmあり、基礎と土台の間に2cmの隙間をつくり、この隙間から空気が進入し、通風がよくなります。この隙間には、必ず、鼠よけのスクリーン・・・防鼠材(ボウソザイ⇒参考)を堅固に取り付けなければなりません。
■コンクリートの強度
コンクリートの品質

基礎に使用されるコンクリートは、JIS A 5380(レディーミクストコンクリート)に規定されたポルトランドセメントとし、JIS認定工場(生コンクリートプラント工場)で製造された生コンクリート、設計強度は24N/mm以上とする。コンクリート打設時の気温が2℃〜10℃未満の場合は27N/mmにコンクリート強度の補正を行なう。
スランプは18cmとする。

※スランプとは、コンクリートの軟度を表す数値です。数値が大きい程軟らかく施工性が良くなるがコンクリート強度の低下を招く。現場にてコンクリートの4週強度確認のテストピース採取とスランプ試験が通常行なわれる。

コンクリートの養生期間
コンクリート打込み終了後、型枠を早期に外すとコンクリートの強度が確保できないため、十分に養生する必要があります。目安としてコンクリート打ち込み終了から28日間の平均気温が15℃以上の場合は中3日、5℃以上の場合は中5日、5℃未満の場合は中8日間を型枠の存置期間として確保し、コンクリートに悪い影響を与えないようにする。
※コンクリート打ち込み後は、直射日光、寒気、風雨などを避けるために、シートなどの養生が必要です。

■土台は、柱からの力を基礎に伝えるもので構造体の中でも非常に重要な部分です。基礎が出来上がるとすぐに土台が敷かれますが、その際のチェックポイントを説明します
●樹種
土台に使用する樹種は、耐腐朽性、耐蟻性の高い木を選ぶ事が大事です。耐腐朽性、耐蟻性は、心材または、芯持材にあり、辺材には当てはまりません。辺材を使用する場合には、防腐・防蟻処理をする必要があります。
 土台に一般的に使用される材料は、ひのき・べいひ・ひば・べいひば・こうやまき・くり・けやきなどです。
●断面寸法
土台の断面寸法は、柱と同じ寸法以上かつ105mm×105mm以上とし、120mm×120mmが標準とされています。通柱、管柱が120mm×120mmでしたら、土台も同じ寸法で120mm×120mmが良いと思われます。
●設置状態
土台の継手は、腰掛あり継ぎまたは、腰掛かま継ぎとします。継手位置は、換気口付近を避けなければなりません。
 また、土台は、アンカーボルトでしっかりと固定しなければなりません。アンカーボルトは、土台の継手、仕口箇所の上端部に取り付けます。
■地震、台風に強い家を造るためには、筋違の入れ方が重要なポイントとなってきます。筋違いの入っている壁のことを耐力壁というのですが、その耐力壁が正しい方法で適切な位置に配置されることが、地震、台風に耐えうる強い家となります。
つまり筋違いとは、地震や台風が来た時に水平力に耐えるために設置するもので、建物の変形を防ぎます。
 筋違いには、木造の場合は、90×30、90×45のサイズの木材を入れますが、径9mm以上の鉄筋を入れる場合もあります。
 筋違いと柱、土台、梁とは、指定された金物等でしっかりと留める必要があります。

筋違いの入れる方向
地震、台風のときには、横から水平力がかかるのですが、その際に筋違いの方向が重要なポイントとなります。1図のように左から力が加わったときに図のような筋違いの方向では、水平力に対して全く効力がありません。ところが、2図のように右から力が加わったときに筋違いの効力が出てきます。力は、左右から加わるので、3図のように交互の方向に筋違いを入れる必要があります。これを桁行、張間方向のどちらにも入れなければなりません。


筋違いの接合
いくら筋違いの方向が適切にはいっていたとしても、筋違いが柱、梁、土台としっかりと接合していなければ、何の意味もなさない。その状況に応じて、さまざまな金物が取り付けられるのであるが、図面通りにその金物がしっかりと接合されているかどうかをチェックする。 また、ビスが抜けていたっり、指定されているものと違うビスを使用しては、いけません。
■阪神・淡路大震災以降、筋違いに代わり、床・壁に構造用合板を張る事が多くなってきました。筋違いと同じで水平方向に働く地震力や風圧力に対抗し建物の変形を抑えます。

壁の構造用合板は、JASに適合した「特類」で厚さ7.5mm以上のものにN50の釘を150mm間隔で柱・間柱・土台などの構造材に打ち付けなければなりません。また、合板は、その耐力壁を構成する軸組全体にわたって張りつめ、張り残しのないようします。

※構造合板は、「特類」と「1類」があり、特類は屋外用であり、1類は、内部の間仕切り壁に使用する。種類も間違いのないように注意する。


床の構造用合板
床の場合は、根太の断面寸法は、45mm×45mmを標準とします。根太の間隔は、畳の部屋の場合は、450mm内外でその他の場合は、300mm内外とします。
床の構造用合板の場合も壁と同様にN50の釘を150mm間隔で打ちます。
■木造躯体工事の中で柱と梁が大部分を占め、その種類、大きさ、接合の仕方などが、耐久性、耐震性をアップさせるのに非常に重要になってきます。
柱には、通し柱と管柱があります。
階数が2以上の住宅においては、建物の四隅は、断面寸法が120mm×120mm以上を標準とした通し柱とする。
管柱の断面寸法は、105mm×105mm以上とします。
また、出隅、入隅の柱の断面寸法は、120mm×120mmとします。
柱に使用する樹種としは、見えがかりの柱には、檜・杉・米栂・構造用集成柱、見えがくれ部分には、杉・米栂などが使われます。

梁・胴差・桁などの断面寸法は、梁間長さにより適切な寸法とします。下図を参考。

  赤松・米松 杉・米栂 
梁間長さ 2階梁 胴差 2階梁 胴差
2m 105×140 105×160 105×150 105×170
3m 105×210 105×250 105×220 105×270
4m 105×270 105×340 105×300 105×370
5m 120×330 120×410 120×350 120×440
6m 120×390 120×490 120×420 120×530

継手は、梁及び筋違いを受ける柱間を避け、柱より持ち出して、追っ掛け大せん継ぎ、腰掛けかま継ぎとします。また、通し柱との仕口は、かたぎ大入れ短ほぞ差しとして、羽子板ボルト等でしっかりと緊結します。

胴差と通し柱柱との接合部は、羽子板ボルト締めとする
継手は、梁及び筋違いを受ける柱間を避け、柱より持ち出して、追っ掛け大せん継ぎ、腰掛けかま継ぎとします

火打ち梁
床組及び小屋梁組の隅角部には水平力に対応するために火打ち梁を入れなければなりません。
これは、胴差などの骨組の接合部を固めるために入れて、地震力や風圧力に有効である。
木製火打ち梁の断面寸法は、
90mm×90mmとして、隅角部より750mmくらいの位置に六角ボルトを入れる。
鋼製火打ち梁は、隅角の材面よりより700mmくらいの位置に六角ボルトと平釘でもって固定する。

■接合金物の品質

木造軸組工法住宅を対象に(財)日本住宅・木材技術センターで、数々の強度検査の結果、厳格な基準をクリアーした高品質な金物にZマーク認定が与えられています。Zマーク表示金物は釘やボルトに至まで全ての金物に防錆処理の亜鉛メッキが施されていますので耐久性にも安心でき、このZマーク表示金物の使用が義務付けされています。
また Zマーク同等認定品として(財)日本住宅・木材技術センターが認めた金物も使用できます。


接合金物でZマーク表示金物(又はゼットマ−ク金物同等認定金物)とは、木造軸組工法金物で(在来工法)住宅を対象にした高品質金物のことで正規認定の建築金物のことです。
住宅金融公庫住宅では使用を義務付けられている建築金物です。
※又はそこれ同等以上の金物の使用も定められている。

●接合金物の設置と種類

金物を使用する箇所は、同じ部材同士の継ぎ手や仕口 及び 柱と梁 ・柱と土台などの各部材の接合部に必要です。その中でも、特に筋かいの接合部 及び耐力壁が設けられた軸組の柱(柱脚・柱頭)に設ける接合金物(耐力壁による金物)は、建物の耐震性に影響する重要な部位にあたります。

◎筋かいに設ける接合金物

使われる筋かいの種類によって接合金物が決められています。

詳しくは筋かいの接合金物の選定をご覧ください。

◎耐力壁が設けられた軸組の柱(柱頭・柱脚)に設ける接合金物  (耐力壁による金物)

柱の階数位置・柱の平面位置・耐力壁の種類等によって接合金物が決められています。

詳しくは柱の接合金物の選定(仕様規定)をご覧ください。
尚 N値計算による選定はこちらへ。

◎その他の接合金物・継ぎ手金物

小屋束・母屋・垂木などの接合金物 及び部材の継ぎ手金物は、その部位によって使い分けられています。

詳しくはその他金物の選定をご覧ください。

接合部に設ける金物は、仕様規定で定める規定に従って選定する方法と必要耐力を構造計算(許容応力計算)によって算出し選定する方法があります。

一般的には仕様規定で対応されていますが、仕様規定で対応できない耐力壁を使用する場合や柱の両端に耐力壁が取り付く場合には、N値簡易計算で対応する方法が効率的に金物が選定できます。

尚、仕様規定は簡易な方法で金物を選定できますが、プランに制約を受けたり、金物の個数が増え納まり上問題が発生すことが多く、構造計算で対応することをお勧めいたします。


接合金物は、建物の耐震性に重要な影響を与えます。
安心の住まいを手に入れるためにも、正しい金物が適切に施工されているか、自分の目でしっかりと確認するか、木造経験豊富な専門家の第三者にチェックしてもらうことをお勧めいたします。


※当事務所が設計する場合の木造住宅接合金物一覧表はこちらへ。

●金物の設置方法

接合金物に使用する接合具は、釘・ボルト・ラグスクリュー・ビスなど、それぞれの接合金物に応じて、Zマークで決められた接合具にて、正しく取り付けが行なわれていなければ建物の耐震性は確保できません。
接合金物中で、ホールダウン金物が、筋かいにあたって筋かいを欠損させたり正しく施工されていない場合が多いので【図−10】に設置の対応を掲載いたします。

ホールダウン金物引き寄せボルト長さ

参考

構造材の欠損

面材耐力壁等の開口補強

木造(構造関係)の建築基準法

施工チェックリスト

参考:構造用ハイベストウッド(ノダ)

■高気密・高断熱と謳っている住宅において、断熱材の入れ方は非常に重要な部分を占めます。図面、仕様書通りの断熱材が入っているか、厚さ・隙間なく設置されているかを確認すること。

床の断熱材
断熱材にもいろいろな種類があるのですが、床には、主にグラスウールかもしくは、ポリスチレンフォームを入れる場合が多いです。


壁の断熱材
木造の場合は、圧倒的にグラスウールを入れる場合が多いです
断熱材のメーカー、仕様が図面、仕様書に適合しているかどうかを確認します。特に厚みと密度が重要である。
グウラスウールは、防湿層が内側に向けられていなければなりません。
サッシュ廻りなど隙間が少しだけ開いて、グラスウールが詰められない場合は、ポリスチレンフォームや現場発泡断熱材などで適切に補充する。
断熱材の厚さの表記は搬入時の外袋には記入されているが、
製品自体には入っていない物もあります。
壁に収めた時の場合の断熱材の厚さのの見分け方は、
断熱材を包んでいるフィルムの色です。裏側(外壁側)のフィルムが表面(部屋側)のフィルムと、
表面の端20mm程度重ねています。
例えばMAG社では75mmオレンジ色、100mmをピンク色しています。
各社にお問い合わせください。


天井の断熱材
天井の断熱材は、ほとんどの場合が壁と同じ材料を使用します。小屋裏に換気口を設けている場合は、天井の野縁の上に隙間がないように全面に施工します。
屋根面に直に接する天井でグラスウールを入れにくい場合は、ポリスチレンフォームや現場発泡断熱材などを適切に入れる。
■高気密・高断熱仕様ということで、床・壁・天井にしっかりと断熱材を入れても開口部から熱の出入りがあっては何の意味もありません。開口部におけるサッシュ、ガラスは、それに相応しいものを設置する必要があります。
●断熱サッシ
サッシュといってもいろいろな性能をもったサッシュがあります。図面や仕様書に書かれているサッシュをメーカーのカタログ等でその性能を確認し、サッシュには、必ず、メーカーと品番が入っているので、図面・仕様書で確認します

●断熱ガラス
断熱サッシュを使用した場合、ガラスも断熱性の高いものとして、複層ガラス(ペアガラス)を使用します。複層ガラスは、FL5+A6+FL5 と表示されておれば、フロートガラス(透明ガラス)5mmを空気層6mmをはさんで2枚使用したもので、非常に断熱性が高いとされています
表示されているガラスがサッシュの仕様に適合するよう種類、厚みをチェックします。
■屋根工事において、重要なのは下葺き材の貼り方である。特に複雑に入り組んだ屋根形状であれば、その隅の部分から雨漏りをする事があり、特に注意が必要である。
屋根下葺き材に雨漏りや結露、湿気を防ぐためにアスファルトルーフィングがあります。
以前は、柿板葺きといって、杉材を手割りしたものを亜鉛メッキスティープル釘でもって、打ち留めるやり方が多かったのですが、職人不足、新建材の性能アップなどでほとんど見かけなくなりました。
 アスファルトルーフィングとは、有機天然繊維を主原料とした原始にアスファルトを浸透、被覆し、表裏面に鉱物質粉末を付着させたもので、単位面積質量によりアスファルトルーフィング1500(1巻35kg)、アスファルトルーフィング940(1巻22kg)があります。
亜鉛メッキスティープル釘(タッカー釘)は、16mm以上の長さが必要です。

アスファルトルーフィングは、野字面上に軒先と平行に敷き込み、上下(流れ方向)は、
100mm以上重ね合わせます。留め付けは、タッカー釘などで300mm間隔くらいで留め付けます。
 壁面との取り合い部は、壁面に沿って瓦葺きの場合は、250mm以上、その他の場合で120mm以上立ち上げます。

■2階建以上の建物でバルコニーや吹きざらしの廊下などがある場合、下階に雨漏りを起こしてはいけないので、防水という処理を施さなければなりません。といっても防水工事というのは、いろいろな種類があり、それぞれの場所、用途に応じた防水をしなければなりません。防水工事には、どのような種類があるかと言いますと
アスファルト防水・塗膜防水・シート防水・FRP防水・モルタル防水・浸透性防水
などがあります。この中で最近になって、木造住宅などで最もよく使われるのが、FRP防水です。ここでは、FRP防水を取り上げます

●FRP防水
繊維強化プラスチックス(Fider Reinfoced Plastics)の略称で、ガラス繊維にポリエステル樹脂を含ませ、強化した材料です。FRPは種々のプラスチックス材料の中でも最も耐衝撃性に強く、耐水性や成形性に優れているところから、レジャーボート、FRP漁船、自動車のボディパーツ、バスタブ、浄化槽、ケミカルプラント、サーフボード、ヘルメットなどの成形品として、産業資材に幅広く利用されており、一般ではプールや浴槽などに使われています。最近になって防水にも使用されるようになりました。屋上防水で使用する場合は、軟質の樹脂を使用して地震などでも割れないようにしています。
 FRP防水は、母材となるコンクリート、金属や木部の表面に密着することで、FRPの被覆防水層を形成する工法です。軟質の樹脂で現場施工され、空気と反応して硬化し、補強材と一体になったFRP層は、優れた防水層をつくり、、耐食や耐熱、耐候性など、今までに無い耐久性のある防水材として注目されています。

FRP防水下地
防水下地を十分にチェックします。入隅部は、面をとります。床面は、防火用の珪酸カルシウム板。水勾配を1/100から1/50程度とります。下地が湿気ていてはだめす。きれいに清掃ができていなければなりません

防水が漏れやすい部分として排水口まわりが多いのです。じっくりと見て、防水が切れていないか確認します。

床のジョイント部分。目違いがないかどうか、釘頭がでていなかなどしっかりと確認します。
■構造部分ができあがると、いよいよ仕上げ工事が始まります。構造部分がOKとなると、その家の基盤が出来上がったということでほっと一息なのですが、これでもう大丈夫というわけにはいきません。仕上げ部分も自分の理想とする家を創るのに非常に重要な要素となります。材料の仕様、サイズ、色、感触、耐久性、使い勝手、快適な暮らしを営むのにチェックする事はたくさんあります。
 特に最近では、シックハウス症候群が問題となり、これらの原因となっている有害化学物質が新建材には多く含まれています。法が改正され、使用材料も規制されるようになりましたが、それがどのように現場に生かされているのか、十分にチェックする必要があります。
●内装工事のポイント
  • 根太の材料とサイズ、ピッチ、留める釘の長さ、取付け方
  • 間柱の材料とサイズ、ピッチ、取付け方
  • 天井下地の材料とサイズ、ピッチ、取付け方
  • 使用建材が仕様書、図面通りかどうか。シックハウス対策として、F☆☆☆☆であるかどうか、取付け方の確認
  • 壁、天井下地(プラスターボード)の仕様、厚みの確認、取付け方
  • 階段手摺下地の確認
具体的には下記のようなチェックをします。
根太の材料とサイズ、ピッチ、留める釘の長さ、取付け方をしっかりと確認します。
使用材料(フローリング材)を確認。建材の場合、シックハウス対策としてF☆☆☆☆であるかどうかの確認が必要です。
天井と壁下地ができあがったら間柱の材料とサイズ、ピッチ、取付け方などをしっかりとチェックします。
壁、天井に貼るプラスターボードの仕様と厚さを確認。通常は、ボードの裏面にメーカー名、材質などが記載されています。
天井のプラスターボードを張上げた状態です。目違いがないか、段差がないか、隙間がないか、不陸がないかどうかをしっかりとチェックします。

天井と壁のプラスターボードを貼り、クロス下のパテ処理をしたら、目違いがないか、段差がないか、隙間がないか、不陸がないかどうかをしっかりとチェックします。
水平器にて建具枠の立ちをチェック。枠、家具などは、水平器にて水平か垂直かをチェックします。
水平器にてサッシュ枠のレベルをチェック。枠、家具などは、水平器にて水平か垂直かをチェックします。
使用材料(建具)を確認。建材の場合、シックハウス対策としてF☆☆☆☆であるかどうかの確認が必要です。
階段の踏面・蹴上・幅のサイズが図面通りかどうかをチェック。
階段手摺下地は、合板などのような堅固に取付けられる下地でなければなりません。


●シックハウス
シックハウス症候群とは、新しい住宅に入った家族が、食欲がない、よく眠れない、寝覚めが悪い、イライラする、のどが痛む、頭痛がする、よく風邪をひく、だるい、疲れやすい。また、アレルギーに似た症状として、湿疹、鼻炎、皮膚がカサカサする、体がかゆい、のどが痛むなどの症状がでることです。
 これは、一般的に子供の方が多いのです。こうした症状の原因としては、新築の家の中には、目や皮膚を刺激する化学物質が非常に多く存在しているからと言われています。
 最近の住宅には、化学物質を多量に含む建材が多く使用されており、高気密・高断熱の住宅が増えたため、強制的な換気をしない限り、なかなか外へ逃げてゆかないのです。このような状態の家で長時間生活していると、目がチカチカしてきたり、目が疲れたりしてきます。
 特に最近では、合板とかビニールクロスなどに使用されている接着剤などには、ホルムアルデヒトなどのような有害な物質が多く使用されており、最近、特に増加してきたアトピー性皮膚炎の子供たちに大きな影響を与えています。
参考:シックハウス
■サイディングは、工場で生産される板状の外壁材で最近になり普及されています。セメント系(窯業系)、金属系、セラミック系などの種類がありますが、比較的安く、デザインが豊富、板状で乾式ですので、左官の外壁のように乾燥に要する時間が不必要、クラックも少ない、メンテナンスも容易、耐久性、耐候性、防火性に優れるという点からよく使用されるようになりました。しかし、乾式なだけに施工法を間違えれば、雨水が侵入しやすいという欠点もあります。その部分をしっかりと監理する必要があります。

●サイディング
  • サッシュと外壁合板の取り合い
  • サッシュと防水部分の取り合い
  • 下屋根と外壁との取り合い
  • 防水テープ、透湿・防水・防風シートの品質と貼り方
  • サイディング下地胴縁の取付け方、ピッチ、通風用の隙間の有無
  • 土台の水切りの取付け方
具体的には下記のチェックをします。
サッシュまわりの防水テープの確認。外壁の合板下地とサッシュとの取り合い部は、防水テープにて水の浸入を防ぎます。温度が高くなると防水テープは、融解し接着性が良くなり雨水の浸入を防ぎます。
サッシュまわりに防水テープをとめる。防水の取り合いにおいても、必ず、下から上へ重ねるようにして貼っていきます。
屋根の取り合い部においても、防水テープを使用します。
外壁には、透湿・防水・防風シートを使用します。必ずJIS適合仕様であることを確認します。
透湿・防水・防風シートは、水の浸入を防ぐために下から上へ貼っていきます。重ね代は、
90mm以上必要です。
サッシュと防水の取り合い部の納まりで、透湿・防水・防風シートが防水テープとしっかり密着している事を確認します。
下屋と外壁との取り合い。この部分から雨漏りをする可能性が大きいので、しっかりと確認します。
外壁に透湿・防水・防風シートを貼り上げたら、外壁をすっぽりとシートで覆います。
土台との取り合いは、水切りを付けます。この水切りとサイディングとの間に
10mm程度の隙間を開けることにより外気を外壁内に取り込みます。
サイディングで仕上げるための下地では、胴縁の隙間(→部分)は、通風のため空ける必要があります。胴縁は、45cm間隔でしっかりと釘で固定させます。
軒裏の通気口を確認する。外壁に通気層を設けた場合、土台の隙間から入った空気が外壁を通り、軒裏から出て行く。この通気性を良くする事が、結露防止につながります。


建築検査・調査の費用
既存建築の3建築検査・調査の費用
下記料金以外、延長料金は発生しませんのでご安心下さい
基本
建築検査・建築調査
お住まいの延べ床面積
基本検査1回の料金
60m未満 20,000円 (税別)
60m以上130m未満 30,000円 (税別)
130m以上200u未満 40,000円 (税別)
200u以上 40,000+10,000/70u円
(税別)

新築工事の場合の建築検査・建築調査の費用
下記料金以外、延長料金は発生しませんのでご安心下さい
基本
建築検査・建築調査
お住まいの延べ床面積
基本検査合計5回の料金
60m未満 50,000円 (税別)
60m以上130m未満 60,000円 (税別)
130m以上200u未満 70,000円 (税別)
200u以上 70,000+10,000/70u円
(税別)
追加
建築検査・建築調査
お住まいの延べ床面積
追加検査1回の料金
60m未満 10,000円 (税別)
60m以上130m未満 20,000円 (税別)
130m以上200u未満 30,000円 (税別)
200u以上 30,000+10,000/70u円
(税別)

[お断り]当方の検査員・加盟事務所の不在地域に関しては現場検査をお断りする場合があることをご了承下さい。又その際はインターネット建築検査・建築調査をお奨めします。

●建築検査・建築調査の依頼の流れ

(1)建築検査・調査依頼フォームにご記入


(2)物件現地確認・依頼契約
先ず、現地にて検査依頼者と共に現場を確認、
検査依頼書に住所・氏名・印(認め印)を記入・押印頂きます。
 
又、工程表・図面(平面・立面・断面・基礎伏図・軸組み図・仕上げ表)他資料を頂きます。
※工程表は下記5回の「1の検査」迄でも結構です。
(当方の予定も有りますので出来るだけ早くお願いします。)
 
出来れば現場監督(工程管理者)と御引き合わせ頂きます。
出来ない場合は携帯電話連絡先を、お教え頂きます。
 
基本検査5回とは下記となります。
 
1 基礎・配筋検査・・・コクリート打設前
2 軸組み・構造検査・・・内壁材・天井材施工前
3 内・外建具検査・・・内壁材施工前
4 内・外装検査・・・・内壁材施工後
5 完了検査・・・・施主引き渡し検査立会
 
※地盤改良は基本5回以外となります。

(3)検査報告書送信
※上記検査毎に、報告書をmail致します。
  又、送信通知を携帯mail致します。


(4)検査完了報告書と検査費用の振り込み
※銀行振り込みで、お願いしておりますが、
依頼者様のご要望が有れば他の方法でも結構です。


■インターネット建築検査・建築調査
通常の検査・調査より安価で出来ます。
現場の施工者が建築の専門家に見られている事で、
手抜き工事を防止する効果を期待出来る点でも、通常検査・調査と同等です。
1ヶ月間(5回以内)インターネットによる建築検査・建築調査の費用
下記料金以外、別料金は発生しませんのでご安心下さい
インターネット
建築検査・建築調査
お住まいの延べ床面積
インターネット検査・調査の料金/1ヶ月間
60m未満 8,000円 (税別)
60m以上130m未満 12,000円 (税別)
130m以上200u未満 16,000円 (税別)
200u以上 16,000+4,000/70u円
(税別)
1回のインターネットによる建築検査・建築調査の費用
下記料金以外、別料金は発生しませんのでご安心下さい
インターネット
建築検査・建築調査
お住まいの延べ床面積
インターネット検査・調査の料金/1件
60m未満 2,000円 (税別)
60m以上130m未満 3,000円 (税別)
130m以上200u未満 4,000円 (税別)
200u以上 4,000+1,000/70u円
(税別)
※中古住宅購入で不安な点がある場合等に適しています。
  勿論、新築現場での単発の不安点解消にも利用出来ます。


インターネット建築検査・建築調査の流れ(

(1)インターネット建築検査・調査申込書の入力・送信

(2)インターネット検査・調査
※写真・資料・図面・仕様書等を御用意下さい。

(3)インターネット検査・調査報告書の送信

(4)インターネット検査・調査費用の振り込み
※銀行振り込みで、お願いしておりますが、
依頼者様のご要望が有れば他の方法でも結構です。

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